アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?

[著者:堀江貴文]


 本好き読書好きのひとりとして、特に印象的だった表現がありました。それは、「読者にとって最も重要なのは〝面白いかどうか”、ただそれだけだ」というもの。

 言い換えると、書き手の執筆時の状況や進め方や出版社の売り方とか、別にどうでもいいくらい意識してない。そういうのは大して気にしてる所じゃない。

 これは文筆業における『分業』の話で、小説なんかは他人に執筆を肩代わりさせると『ゴーストライター』などと悪印象を持たれがちだけど、漫画の執筆はプロが当たり前のように『分業』をやってるよね、と。

要は『効率的かつ効果的なやり方っていくらでもあるよね』というお話。そこに思考を置いて、常識に縛られず常識の枠から抜け出して行動を起こしてみよう、と言う事。

 本書を読みながら、以前に比べて個人が書籍を出版するハードルは随分下がったように思いました。個人がどこで勝負するか、どれだけ創意工夫を巡らせ行動出来るか、成功するか否かの差は、その辺りに表れて来るのではないかなと。