アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

お悩みは精神科医Tomyにおまかせ! 相談する勇気

[著者:精神科医Tomy/飛鳥新社]

 自力ではちょっとどうにもならない悩みを打ち明けて『相談する事』は凄く大事。ただし、相談の仕方や相談相手を間違えてしまうと、解決するどころかむしろ悪化しかねない、と知る事が出来ました。

 Tomy先生と様々な精神不安を抱えた患者との対話形式の中で、『相談する事』について参考になる要素がとても多かったです。

 もし自分が相談する側だった場合はもちろん、逆に誰かに相談される側だったとしても、適切な受け答えとは何かを充分に得られたんじゃないかなと思います。

ストレスをぶっ飛ばす言葉

[著者:精神科医Tomy/興陽館]

 「ストレスなんてブッ潰すわよ!」みたいな雰囲気がありそうなイメージを勝手に抱いてましたが、『撃退』するのではなく、うまく『回避』するような言葉のアドバイス。

 面倒なストレスを回避するにしても、やり方を間違えると一層精神的負担が増してしまう。そう言った話をうまく織り交ぜながら、上手な“かわし方”や“受け留め方”が身に染み入るような仕組みになっています。

 生きていれば、たとえ身構えていてもどこからでもストレスは襲って来るわけで、本書のような対処法をあらかじめ頭に入れておけば、いざと言う時に慌てず騒がず心を守る事が出来るのかなと。

「異情」な人々

[著者:和田秀樹/フォレスト出版]

「異情」な人々

「異情」な人々

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 やはり昨今の『高齢者の生き方』を書きまくってるものに対して、それ以前に書かれていた本の和田先生とでは切れ味が違っている。

 本書のような数年前の方が結構鋭い切れ味で、なんか雰囲気が違うなあって感じで。でも本来は元々こんな感じだったのかもなあ、と思ったりしましたが。

 本題は『感情のコントロール』で、それが出来ない『異情』(和田さんの造語)と言われる人の特徴は一体どんなものなのか? 陥りやすい罠と、回避する方法、精神科医の視点での切り口で的確に語られている印象でした。

 何度も言われている事で、『感情を発する事』そのものが悪いのではなく、発した感情を無意識に無自覚に『操作不能』にしている事が問題だと言う事。

頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ

[著者:カマたく/KADOKAWA]

 「なんでこの本読んでんの?」ってのに対しては、「カマたくさんが好きだから」になるんでしょうかね。

 小分けにすると『キャラが好きだから』『ズバッと行ってくれる所が好きだから』とかになるのかなあ。

 あと、自分には絶対に出せない意見や指摘の引き出しを覗いてみたい、みたいな気持ちもあったかも知れません。

 大抵の人がどーでもいい事で悩み過ぎていて、その『どーでもいい』に気付いてなかった事に気付かせてもらえたような、そんな感じでした。

 シンプルに『今』ここで『やる』か『やらない』か。ほとんどの問題はその自分の意思での決定で片が付く、と言う事。

やさぐれトラックドライバーの一本道迷路 現場知らずのルールに振り回され今日も荷物を運びます

[著者:橋本愛喜/KADOKAWA]

 大型長距離輸送トラックや作業するドライバーさんを見かけたら、心の中でそっと感謝と声援送りつつ優しい心で在りたい、と思いました。

 もうとにかく言いたいのはこれだけで。素人の部外者の自分があーだこーだ意見するのも場違いだろうし。

 今回は物流業界が抱える闇や問題提起などが主だったようでしたが、もし次に関連書籍があるなら、今度はトラックドライバーさん達の明るい声や体験談をもっと色々聞いてみたいなあって感じでした。

 ちょっと聞いただけででも思ったんですが、めちゃくちゃオモシロなエピソードがわんさかありそうじゃないですか?

「やめられない」を「やめる」本 脱・依存脳

[著者:山下あきこ/小学館]

 『依存状態からの脱却』と言うのは、人生の中で最高レベルの難易度を誇っていると思う。

 本書での『依存の仕組み』に関しては非常によく分かる内容で、自覚があっても無自覚でも気付きと理解は充分に得られるものでした。ただ、『抜け出す方法』に関しては「それで本当に脱却出来る?」と懐疑的で。

 要は依存対象に代わる“別の何か”を身に染み込ませるやり方が主な提案なんですが、そもそも代替対象が好きでも何でもない場合、果たして依存ブツに興味を無くして定着するんだろうか、と。

 それ以外の方法では、『同志を見つけて共に節制を取り組む』『取り組み内容や結果を公の場で日々公表する』などは、仕組化による強制力が働いて効果ありそうかなあと思いました。

ゆるく生きれば楽になる: 60歳からのテキトー生活

[著者:和田秀樹/河出書房新社]

 生真面目な生活や態度、『こうあるべき』『二分割思考』などの白黒を決め付けなければ気が済まない思考、などからの脱却。

 他人に迷惑をかけまくる手抜きはダメだけど、そうじゃないなら自分の責任の取れる範囲で「人生ユルくいこーぜ!」みたいな。

 日本人の気質で他人の視線を気にし過ぎて肩肘を張り過ぎる、なんて事もよくある状態だそうな。『上手に手を抜く』、一見楽なようで、凝り固まった自分を柔軟に変えるのは案外難しいのかも知れませんね。

老化恐怖症

[著者:和田秀樹/小学館]

 高齢期の生き方をそろそろ考えなきゃならない50代から60代へ向けて。仕事の終着点を考えながら、嫌でも迫りくる『老化』の足音に対して、どうやって焦らず怯えず躊躇わずに迎え受け入れるようになれるのか?

 生活や病気への対応の話は、これまでの高齢関係の著作に準じた内容。ただ、それとはちょっと異なる点と言えば、老化と高齢期の夫婦関係や、老化と高齢の親世代との向き合い方などの項目が多く取り上げられていた事で。

 これまであまり多く触れられては来なかった部分が充実していて(特に高齢の親の問題対処法)、ちょっと新鮮に感じられました。

60歳すぎたら 血糖値は下げなくていい

[著者:和田秀樹/永岡書店]

 和田先生の『下げなくていい』シリーズの血糖値編。

 病気のデパート和田先生が生きながらの『実験生活』だとご自身で言われている中で、個人的にはこの『糖尿病』と『血糖値』についての内容が一番目を引きます。

 節制してる人からしたら大批判を浴びそうな血糖管理と食事推奨ですが、だからこその『実験』であり、先がどうなるか分からない所が非常に興味深いんですよね。

 もしかしたら高齢世帯の糖尿病患者の中で、「本当はこんなユルい血糖管理と食生活がしたい!」、と思う人も居るかも知れません。

 とりあえずお約束事の様に、『節制して生きるのもユルく楽しく生きるのも、血糖値との付き合い方はあなた次第、押し付けでは決してありません』と。

 最重要ポイントは『低血糖症状を絶対に防ぐ』、これは何度も何度も強く指摘されているので間違いないのでしょう。

60歳すぎたら コレステロールは下げなくていい

[著者:和田秀樹/永岡書店]

 和田先生の『下げなくていい』シリーズのコレステロール編。

 『高コレステロール=体に悪影響=下げるべきもの』と、世間の多くが抱いているイメージはこんな感じ? でも、「そうじゃない!」と強い反発と反論を述べるのが和田先生流。

 コレステロールの誤解や常識の変化については、結構世に知られて来てはいるんじゃないかなあ、と個人的な印象ですけど。まあ結局『最終的にどう捉えて判断して実践するかはあなた次第』、これに尽きる。

 ただ、言われている事に対して「そうなのかあ~」と思いながらも、自分で「そうなのか?」と疑い考え検討するのも大事なのかなと。