アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人はどう死ぬのか

[著者:久坂部羊/講談社]人はどう死ぬのか (講談社現代新書)作者:久坂部羊講談社Amazon メディアや医療関係者が表立って語ろうとはしない、『死ぬこと』に関わる“不都合な真実”について。長年医療現場に携わる著者の観点から、かなり「際どいな」と素人目…

「感情の老化」を防ぐ本

[著者:和田秀樹/朝日新聞出版]「感情の老化」を防ぐ本作者:和田 秀樹朝日新聞出版Amazon 感情の老化は脳の前頭葉の衰えから。前頭葉の衰えは認知機能の衰えに直結する。前頭葉の老化の始まりは早くて40代から。 前頭葉の老化を遅らせるには常に新しい…

孤独なバッタが群れるとき ~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

[著者:前野 ウルド 浩太郎/光文社]孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1 (光文社新書)作者:前野 ウルド 浩太郎光文社Amazon 『バッタを倒しにアフリカへ』の前日談。元々の書籍刊行はこちらが先だったよう。『バッタを倒し…

バッタを倒しにアフリカへ

[著者:前野 ウルド 浩太郎/光文社]バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)作者:前野 ウルド 浩太郎光文社Amazon 割とコミカルタッチに描かれているエッセイなので読んでいて見落としがちだったのですが、やってる事って凄まじく想像を絶する過酷さです。…

スマホ断食 コロナ禍のネットの功罪

[著者:藤原智美/潮出版社]スマホ断食 コロナ禍のネットの功罪 (潮新書 39)作者:藤原 智美潮出版社Amazon スマホから流れて来る『デジタル・ネットワーク』が及ぼす影響力に対する理解と、そこから適切な距離を取って依存状態を防ぐ方法などの話。 単にス…

「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全

[監修:川合伸幸/ナツメ社]「脳のクセ」に気づけば、見かたが変わる 認知バイアス大全ナツメ社Amazon 人間の脳はどうしても『認知バイアス』に捕らわれてしまうものだそうで。 どうも大体の影響は『人間関係』『外部情報』から受けているっぽくて、それな…

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 5巻

[著者:寺沢大介/ライツコーポレーション]【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 5巻作者:寺沢大介ライツコーポレーションAmazon この続編作品は、『味皇料理会の組織の深掘り』が結局はメインテーマだったのかなあ、と最終巻で最終話まで読んでみて思っ…

養老先生、再び病院へ行く

[著者:養老孟司・中川恵一/エクスナレッジ]養老先生、再び病院へ行く作者:養老 孟司,中川 恵一エクスナレッジAmazon 『再び』とは言っても、別に養老先生の容体が悪化したとかではなくて。 逆に健康状態に何の問題もない、と軽く触れて示すに過ぎない感…

養老先生、病院へ行く

[著者:養老孟司・中川恵一/エクスナレッジ]養老先生、病院へ行く作者:養老 孟司,中川 恵一エクスナレッジAmazon 根っからの病院嫌いの養老先生が、急激な体調不良でどういようもなくなって病院へ行く。その時期の養老先生の経緯や心境など、主治医を担当…

感情の悪魔

[著者:清水久/日本橋出版]感情の悪魔作者:清水久日本橋出版合同会社Amazon 『お金』『身体』『人間関係』『仕事』『習慣』の項目に分けて、それぞれ心の中に住んでいる“悪い影響を与えている感情”を『悪魔』と表現している。 その感情の悪魔とはどう言っ…

このプリン、いま食べるか? ガマンするか?

[著者:柿内尚文/飛鳥新社]このプリン、いま食べるか? ガマンするか?作者:柿内尚文飛鳥新社Amazon 『自分に与えられた限りある時間の使い方』を様々な角度から深く考えて行く。どんな時間の使い方をしているか? を客観的に捉えて理解を得る事がとても…

移動する人はうまくいく

[著者:長倉顕太/すばる舎]移動する人はうまくいく作者:長倉 顕太すばる舎Amazon 現状維持や安定志向タイプな人は、確かに反発心を抱きそうな内容だなあと思いました。 受け入れ難く批判的な見方にどうしてもなってしまうのは、分かっていても行動に移せ…

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 4巻

[著者:寺沢大介/ライツコーポレーション]【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 4巻作者:寺沢大介ライツコーポレーションAmazon 味皇GP開幕。予選で誰と誰がぶつかって誰が勝ち上がるのかとか、本戦の組み合わせはどうなるのかとか、基本は賑やかでワ…

ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ

[著者:宮口幸治/新潮社]ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ (新潮新書)作者:宮口 幸治新潮社Amazon 物語仕立てになっていますが、真に注目すべきは話の経緯や結末とかではなく、少年院で更生生活を送る『発達障害を持つ少年少女達の…

時をかけるゆとり

[著者:朝井リョウ/文藝春秋]時をかけるゆとり (文春文庫)作者:朝井リョウ文藝春秋Amazon 愚かだけど尊くかけがえのない学生時代の著者自身の出来事の数々。「俺にはこんな波乱万丈な学生時代とか縁がなかったわ」みたいな気持ちで、なんか凄いなあって面…

潜入ルポ 経験学歴不問の職場で働いてみた

[著者:野村竜二/鉄人社]潜入ルポ 経験学歴不問の職場で働いてみた作者:野村竜二鉄人社Amazon 『仕事を選ばなければ』日銭を稼ぐ手段はいくらでもある。ただし、代償として自分の体力・精神力・健康状態を犠牲にする可能性が大いにある仕事ばかり、と言う…

現代思想入門

[著者:千葉雅也/講談社]現代思想入門 (講談社現代新書)作者:千葉雅也講談社Amazon 入門の前の入門書と位置付けられているんですが、それでも素人には敷居が高い、難易度が高い、みたいな取っ付き難さはありました。 「ちょっと興味を持ったから現代思想…

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学

[著者:しんめいP/サンクチュアリ出版]自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学作者:しんめいPサンクチュアリ出版Amazon 東洋哲学にドハマりした著者による、超個人的かつ超個性的な解釈で描かれる東洋哲学エッセイ、みたいな感じ。 触れてみた手応え…

自己肯定感は捨てよう もう傷つかない 自分らしく生きられる10の方法

[著者:小泉健一]自己肯定感は捨てよう: もう傷つかない 自分らしく生きられる10の方法作者:小泉健一Amazon 自己肯定感(に対する間違った認識を)捨てよう、が本書で言われている正確な所でしょうかね。 昨今の『自己肯定感』ブーム(なのか?)で言葉が…

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 3巻

[著者:寺沢大介/ライツコーポレーション]【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 3巻作者:寺沢大介ライツコーポレーションAmazon いきなり日の出食堂が〇〇になって「ええっ!?」からの、事情がなかなか明かされず「なんでなんだよ!」の後で、顛末が分か…

どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2

[著者:宮口幸治/新潮社]どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)作者:宮口幸治新潮社Amazon 発達障害を抱えてるなどで、『やろうとしているのに、出来ない』『出来るようになりたいのに、頑張れない』相手に向けて、『出…

50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう

[著者:高田純次/主婦の友社]50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう 東京タワーの展望台でトイレの順番ゆずったら本が出せました作者:高田 純次主婦の友社Amazon 文章に書き起こしても適当さ加減が良い具合に仕上がってるなあ。 何が凄いかって、ふざけ…

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 2巻

[著者:寺沢大介/ライツコーポレーション]【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 2巻作者:寺沢大介ライツコーポレーションAmazon この続編は、味っ子二世こと陽太の活躍ぶりを描いて行く所がメインではなくて、陽一と陽太の親子が“それぞれ違った形で”変…

私とは何か 「個人」から「分人」へ

[著者:平野啓一郎/講談社]私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)作者:平野啓一郎講談社Amazon 『個人』を『整数の1』として、個人の中にある様々な状況や他人との付き合いで使い分けている『顔』を『分人』と呼び、それぞれを『個人の整…

【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 1巻

[著者:寺沢大介/ライツコーポレーション]【極!合本シリーズ】 ミスター味っ子II 1巻作者:寺沢大介ライツコーポレーションAmazon 陽一が結婚して子供が出来て育ててる事があんまり想像出来なかったんですけど。前作にしか触れてなかった身としては。 な…

マンガでわかる!『貯金の心理学』

[著者:田波つかさ]マンガでわかる!『貯金の心理学』: 手取り18万円でも年間100万円貯金できた作者:田波 つかさAmazon あっさり手軽に読めて、心理学を織り交ぜてしっかりと核心を突いてくれている。 ごく当たり前の事を言われているようで、多分当たり前…