[著者:山田玲司/光文社]
若者側・年下側の味方に付いて、年上側(書かれている感じとしては主に高齢世帯を指している?)の“至らなさ”を存分に指摘してコキ下ろしているように見える。
でも、よーく書かれている内容を噛み締めてみると、辛辣な言葉の数々に隠れながら、実は「変わってみせてくれよ!」と年上側に叱咤激励を投げ掛けている風に見えたりもする。
まあ読み手の年齢や立場によって、この辺の捉え方は大分違って来るのでしょうかね。著者いわく、年下側の本音は「尊敬させてくれ」だそうなので、世の『年上人』はその事を意識した接し方をしてみてはどうか。