[著者:藤田晋/幻冬舎]
『サイバーエージェント』設立以前から起業、1年後の上場を経ての激動の数々を社長である著者自らが激白。
『21世紀を代表する会社を作りたい』と言う起業への夢を抱き、何をやるかも決めないままとにかく会社を設立、その後で方針を固めてがむしゃらに夢を目指して先へ先へとひた走る。
希望と情熱が躍進への起爆剤となるも、上昇気流に乗り掛けたはずがやがて失速、急激な転落を止められない戦意喪失と挫折、しかしそこからの諦めない心が業績回復へと転じて行く。
2000年前後の数年間に及ぶ怒濤の出来事の数々を、2005年に書かれた本書。記憶が色あせない内の赤裸々な告白は、とてもリアルで生々しく、だからこそ激しく熱く心を揺さぶられるものでした。