［著者：和田秀樹／幻冬舎］
『感情を持つ事』と『感情的になる事』は似ているようで別もの。感情は喜怒哀楽、誰でも抱くものだから、それ自体に関してはごく当たり前の事で問題ない。問題なのは、感情を持つ事によって思考や言動や態度が良くない方へ歪められてしまう＝『感情的になってしまう事』だそうで。
しかしこれが理屈では分かっていても、たとえ良好な感情コントロールを意識していても、なかなか言う事きいてくれないんですよねえ。つくづく自分の感情の面倒臭さを実感させられてしまう。
対応策として、特に悪い方へ感情的になりそうな場合、どうにか「何で自分はいまこんな感情になってるんだっけ？」と一旦立ち止まって考えてみる事、でしょうかね。これもなかなか難しい所なんですけど。
