［著者：和田秀樹／幻冬舎］
65歳以上の方が本書を読んだ後で、果たしてどれだけの方が「よし、書かれていた事をやってみるか！」と前向きな姿勢で取り組めるかどうか、ちょっと気になる所です。
と言うのも、病気と医療や薬についての向き合い方が、割と世間一般で“こうするべき”と思われている常識と、真っ向対立・真っ向批判な物言いが少なくないので。
特に自分の中の“こうするべき”にこだわって考え方を変えられないと、受け入れるのるのは難しいのかも……と感じました。
個人的には『高年の生き方』に対する著者の主張が好きなので、何度同じ事が書かれていても、ついつい手に取って読んでしまうんですどね。
