［著者：樺沢紫苑／飛鳥新社］
『幸せとは何か？』『どうすれば幸せを感じる事が出来るのか？』『幸せを抱いて充実した日々を過ごす方法はあるのか？』。なかなか掴み所のない『幸せ』について、意識して自分の中に取り入れる具体的な方法が示されている一冊です。
結論は、3つの脳内物質『セロトニン（健康）』『オキシトシン（人とのつながり）』『ドーパミン（成功・達成）』の効果を高めるような行動を意識する、と言う事。その方法がとても的確で、非常に分かり易く実践もし易いように書かれていました。
個人的に大事だなと感じたのは、幸せを高める『順番』を間違えないように、ドーパミンの光と闇（良い所と悪い所）を理解する、など。優先順は『健康→つながり→成功』です。あと取り扱いを誤ると厄介に転じるドーパミン、特に『依存症』に陥り易い特性は注意すべき所だと思いました。
