［著者：根本裕幸／学研プラス］
自分の中に存在する、
・『執着』とは何かを探る
・『執着』の正体を知り、正面から向き合う
・『執着』を深く理解した上で、手放す方法を身に付ける
と言った内容の一冊です。
本書で触れられているのは、主に『対人関係』。
その中でも、特に好きな異性、恋人や夫婦間の『執着』について、取り上げられている所が多いなと思いました。
同じような状況であっても、人によって抱える『執着』の性質が“全く異なる場合がある”と言うのは、なかなか興味深い所でした。
もしも自分の中で『執着』に身に覚えがある人ならば、中盤以降の『手放し方の実践法』は大いに役立つものだと感じました。
個人的には、対人より『物への執着』の方が身に覚えがあるんですけど。
そんな場合も、『人』で語られている部分を『物』に置き換えて読んでみると、案外通用するのかなと思ったりもしました。
