[著者:与沢翼/扶桑社]
かつて『秒速1億円の男』の異名で脚光を浴びた著者による、転落してから見た地獄からの見事な生還と復活劇。その『自分を劇的に変える』方法論についての一冊。
簡潔に言うと、『今一番やるべきたったひとつの事に“魂を売るほど”の情熱を注ぎ尽くせ』です。印象としては、無理難題を強引にねじ伏せて行くような、振り切った極端さはあるのかなあ……と感じました。
「なるほど」と思う部分もありましたが、一方で「これはちょっときつい」となかなか再現性を見出せない部分もあったり。この辺りは、それぞれ読み手が取り入れられる所を実践して行けば良いのかなと思いました。
自分自身の環境や状況を大きく変えるには、時に極端な位まで振り切る事が必要であり、とにかく何に対しても『行動力』『実行力』が大事なのだと。結局は、その力を発揮してこそ、自分が抱く『成功』への道が開けるのかも知れません。