［著者：江部康二／ダイヤモンド社］
タイトルを見て、『食事療法による体質改善的なダイエット方法』と思われそうですがそうではなくて。。メインテーマは『糖質』です。正確には、糖質過剰摂取＝『糖質病』が人体に引き起こす様々な悪影響について。
いわゆる『糖質制限』のお話です。著者自身が糖尿病で、なおかつ糖尿病医療と『糖質制限』ついて長年研究に取り組まれていて、さらに著者自身で17年『糖質制限』を継続し健康を実証している。数々の信頼度の高い科学的根拠（エビデンス）もあり、充分に説得力のある内容だと思いました。
本書では一般的に“正しい常識”とされている事が、“実は間違っている、そうではない”といくつもの要素で指摘されている。なので、反対、否定、受け入れ難い、そんな心境になる人もいるも知れません。
個人的には、前述のようにとても説得力のある、信頼出来る内容だと思いました。糖質摂取に関しては、特に意識して気を付けてみたい所です。
