[著者:中野信子/サンマーク出版]
「運がいいとか悪いとかって、そもそもどう言う事なんなんだろね?」を、著者の専門分野である『脳科学』を主に用いて深掘りして行く内容。
これは状況、人、捉え方、そのほか様々な要素が複雑に絡みながら、どのようにも解釈出来そうな感じですよねえ。極端に言ったら『なにが幸運でなにが不運かは、あなたが幸運と思った事が幸運で不運と思った事が不運です』みたいな。
例えば同じ事が二人に起こったとして、あの人には幸運な出来事でも、この人には不運な出来事だった、みたいなものもありそうですし。要は自分に起こった事をどう捉えるか、になるんでしょうかね結局の所は。