[著者:山崎元/PHP研究所]
『いかにも山崎元的な資産運用本にはしない』とは記しつつも、中身のQ&A形式やコラムは金融・経済の性質が大部分を占めていて、そこに興味薄な自分にはあまり響かない内容だったかなと。
なんとかついて行こうと読んでたんですけど、なにせ知識自体が乏しいもんで、理解しようにも「難しくてよく分からん」だったし……。
個人的に本書で数少ない刺さった箇所と言えば、山崎さんの『がんと向き合う生の声』が聞けた『まえがき』や『死生観』について、だったでしょうかね。
あと、ウィスキーのコラムは、本書のテーマからかけ離れた“場違い感”が逆に面白くて大好きになれた部分でした。