[著者:和田秀樹/小学館]
高齢期の生き方をそろそろ考えなきゃならない50代から60代へ向けて。仕事の終着点を考えながら、嫌でも迫りくる『老化』の足音に対して、どうやって焦らず怯えず躊躇わずに迎え受け入れるようになれるのか?
生活や病気への対応の話は、これまでの高齢関係の著作に準じた内容。ただ、それとはちょっと異なる点と言えば、老化と高齢期の夫婦関係や、老化と高齢の親世代との向き合い方などの項目が多く取り上げられていた事で。
これまであまり多く触れられては来なかった部分が充実していて(特に高齢の親の問題対処法)、ちょっと新鮮に感じられました。