[著者:和田秀樹/PHP研究所]
『いい加減』は『良い加減』、適切な距離感での付き合い方がストレスを生まず穏やかでいられる秘訣。
“65歳から”とあるのは、高齢になるに連れて『かくあるべし思考』=『こうでなければならない』考え方に凝り固まり過ぎて、柔軟に変化させることがやりにくくなっているからなのかなあ、と思ったりもしました。
著者による提案は、高齢世帯以下の世代でも色々有効に取り入れられるものが多いと感じました。家族や夫婦であっても、あまり深入りし過ぎず、とは言え離れ過ぎもせず、何より大切なのは『自分自身にとっての心地良い距離感でつき合う』と言う事でしょうかね。
どんな付き合い方が適切かはそれこそ“人それぞれ”なので、これが正しいとか間違いとかではなく、自分にとってどうなのか? を考えてみるのが良いのでしょう。