[著者:片野秀樹/東洋経済新報社]
『睡眠』は『体と心の休養』に必要不可欠だけど、“睡眠だけでは本当の意味での休養を得る事は出来ない”事を指摘し、ではほかになにが必要なのかを本書で詳しく解説してくれています。
「普段ちゃんと寝てるはずなのに、何故か疲れやダルさが抜けないんだよなあ」なんて人にとっては、目から鱗が落ちるような内容だと思いました。
『休養学』……実に奥が深い。睡眠に関して「まだこれといった明確な答えは分かっていない」、としっかり触れている辺りも良いですよね。
個人的には、睡眠時間や効果の程度なんて『個人差の塊』だと思っているのであまり他の情報をあてにしてなくて。そう言った意味で、睡眠以外の休養方法が色々と示されている所はなかなか良い感触でした。どれも理解しやすくて、割と簡単に実践出来るのもいいですよね。