[著者:森博嗣/新潮社]
『抽象的』とは何か? についての話。『曖昧な』『何となく』『ふわっとした』『~と言う感じ』みたいなイメージ。
抽象的について明確には答えられない→何故ならハッキリとした形になった時点で、それは抽象から『具体化』された事になるから、らしい。
抽象を考える際にかなり回りくどい表現が多いんですが、つまり明確にされた瞬間に『具体的』なってしまうから、と言うわけなんですね。
なので、こうやって読んだ上で抽象的の印象を書くのも物凄く難しいのでもう諦めました。
多分、自分で何かをゼロから『創造』する時に抱くような『説明出来ない整理のついてない思考』、この辺りが抽象的と言えるんじゃないのかなと。
まあこれも定着させてしまった時点で具体的な事実となるわけですが。難しいですね、抽象的って。