[著者:尾石晴/ディスカヴァー・トゥエンティワン]
案外『壁』なんて意識しないでいられた方が、あれこれ面倒臭く考えずにいられるのかも……? とか思ってしまうのは、現状維持に凝り固まった思考停止状態になっているからなのかどうか。
現状に『壁がある』と察してしまったら、やっぱり色々と今後の人生設計について思いを巡らせてしまうよなあと。それはそれで、自分自身と向き合い、自分自身の『本音』を暴き出す良い機会になれるのかも知れません。
ただ、壁を壁だと気付かないままそれなりに生きているのも、そんなに捨てたもんじゃないような気もしています(気付きは得られ難いとは思いますけど)。