[著者:マシュー・サイド/ディスカヴァー・トゥエンティワン]
『失敗したくない』気持ちの根深さ、剥がそうと思ってもこびりつきまとう根強さは相当なもので。
何度も何度も『失敗の有用性』を説かれても、結局「そうは言っても失敗はしたくないよなあ」となってしまうもんだから、もうどうしようもない。
『どう失敗に“自覚的”に気付けるか?』『気付いた時点での適切な対処法とは何か?』『失敗した事実を受け入れ糧として活かすにはどうすればいいのか?』など。
『失敗』に対する根本的な理解や気付きが得られるように導いて、さらに失敗を自分の経験と実績の上積みとして受け入れられるような語りでした。
まあどうしても「分かっちゃいるけどなあ……」ってなるんですけど、失敗への対応はかなり理解が深まったと思います(とは言え実行に難しさはあるんですけどね)。