アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

うつの壁

[著者:和田秀樹/幻冬舎]

 『うつ病』について、本質的な部分はほとんど知らない事だらけでした。正確には、何となく表面上の症状は分かっていたつもりで、実際には何も分かっていなかった、と言う感じでしょうかね。

 例えばうつの自覚症状らしきものが表れたとして、『時間が経てば治まる』とか『どう対処したらいいのか分からない』みたいな気持ちから、治療の開始が遅れてしまうものなのかも知れません。

 もし自分がうつ症状が出始めたら、あるいは近親者がうつ状態になったら、とう対応すべきか非常に参考になる一冊でした。