[著者:若杉アキラ/日本実業出版社]
ミニマリスト思考の『時間短縮術』なのかなと思いました。『モノを減らす』部分を『時間を減らす』に置き換えても割と成立するような、そんな内容でした。
結構著者の価値観で、「こうするべき」「こうするべきではない」「これこそ時短術」「これは時間の無駄」と言い切ってるので、そこを指摘されると受け入れ難い気持ちになったりするかも知れないです。実際に読んでいて「うーん……」な所もありましたし。
まあその辺りは参考程度に留めておいて、積極的に取り入れたい要素を優先して拾って行くのがよいのだと思います。
あとは、個人的に一番大切だと思う事。無駄な時間を短縮する行動そのものよりも、その短縮して得た時間が『有益に有益に使えているかどうか?』を考えて意識する事ではないかなと。無駄時間を短縮したのに、その時間を無駄に費やしていたら意味ないですから。