[著者:やまもとりゅうけん/KADOKAWA]
中流サラリーマンで「自分の能力が稼ぎに見合ってないかも……?」と、不満や疑問を抱いている人向けな一冊。割とピンポイントで“狙いの読者”を定めている感じでした。
決してフリーランスへの転身を強制しているわけではなく、サラリーマンに不満なく合っているならそれもまた良し。と、しながらも、お金をより稼げるのは間違いなくフリーランスである、と書かれています。
仕事へのやり甲斐よりも充実感よりも、何より『お金を稼ぐこと』から目を背けず、堂々と肯定して求めよう! と言うお話。そこにこそ『稼ぐ力』の原動力が生まれる。説得力のある内容で「なるほど」となりました。
とは言え、やっぱり向き不向きはあるかな、と(そう言う思考じゃ金持ちにはなれないのかも知れませんが……)。現状の収入に不満を抱くサラリーマンには、より稼ぐヒントが色々得られるだろうと思いました。