[著者:カーボ/スパークリング出版]
自分が月額利用した場合『元が取れるか?』。判断、指標、見きわめになる一冊。向き不向きがよく分かります。
参考になるのは、個人的にはメリットよりもデメリットなのかなと思いました。デメリットにも、しっかりと丁寧に触れられている点は特に好感触でした。
その辺りを踏また上で、自分には『Kindle Unlimited』の利用が「向いているのか?」「向いていないのか?」が、本書で明確に把握出来る事でしょう。
自分が月額利用した場合『元が取れるか?』。判断、指標、見きわめになる一冊。向き不向きがよく分かります。
参考になるのは、個人的にはメリットよりもデメリットなのかなと思いました。デメリットにも、しっかりと丁寧に触れられている点は特に好感触でした。
その辺りを踏また上で、自分には『Kindle Unlimited』の利用が「向いているのか?」「向いていないのか?」が、本書で明確に把握出来る事でしょう。
『ミニマリスト思考』の整理整頓法。本書に書かれている順番通りに正しく実践すれば、余程手におえない“終わってる汚部屋”でもない限り、今の状況よりも確実に片付いてくれると思います。基本的で、分かりやすく、実践しやすい。
まあ、人によっては「これは同意出来ないなあ」ってのもあるかも知れませんけど。「整理したい!」って気持ちがある人なら、まずは手をつけやすい所からでもやってみてはいかがでしょうか?
個人的に、『モノの整理』の際に自分に一番よく言い聞かせている事は、『“いつか使う”は“一生使わない”』です(使うを『やる』『読む』などに置き換えてみたりしても良い)。案外サクッと決断できるものですよ。
『はじめてのミニマリスト』的な。そういう性質が適応しなさそうな人にも、結構同意を得られそうな分かりやすい内容だと思いました。
多分、ミニマリスト熟練者には聞き慣れた事ばかりでしょうが、“基本を見直す”って案外大事なことなのかも知れません。持つべきモノと捨てるべきモノの選別、固定費の見直し、日々の節約すべきポイント、ミニマリスト思考で日常生活を充実させるには……などなど。
特に心に響いたのは、『ミニマリストに一つの正解などない』『自分の大切にしたい価値観が養われる』です。本当に心の底から真剣になって、「これ、本当に“今”必要?」とひとつひとつのモノに対して問い掛けてみれば、案外簡単に答えは出せるかも知れませんよ。
今回のテーマは『仕事』。シリーズ初の女性主人公が、お調子もんのガネーシャに翻弄されながら、少しずつ自分を変えて行くお話です。
しかし、今回はガネーシャの言動がこれまでになく“あたまおかしい”レベルで、この主人公でなくても発狂したくなりましたよ。
そもそもガネーシャのたくらみで色々追い詰められているのに、意味不明なことばっかりやってるんだもん。
その裏には必ず『真意』が隠れている、とは思いつつ、ちょっとその気持ちが揺らぎそうになってしまいました。
まあ、結局終わってみれば、ガネーシャの『ありがたい教え』になっていたわけですが。「分かりにくいわ!」と、うなってしまいましたとさ。
今回もおちゃらけた神さまたちと、主人公の掛け合いが面白かったです。貧乏神・幸子さん、まさかの準レギュラー化。
あと、『偽ガネーシャ』の本物っぽい教えを信じるべきかどうか……なんて部分も興味深いところでしたね。
テーマは『お金』と『幸せ』。だそうですが、真のテーマは『才能』についてかな、と個人的には思いました。
相変わらずなお調子もんの“関西弁オヤジ風”な、ゾウの神さまガネーシャ。
人の神経を逆なでする事にかけては右に出るものなし、で相当にめちゃくちゃなことを言ったりやらせたりしてきます。
読んでる方は、たとえ理不尽な仕打ちに見えたとしても、必ずそこには『深い意味』があると理解してるのでね。まあ無茶な振る舞いも許せてしまうわけですが。
主人公の立場からすれば、ガネーシャの『真意』を理解するまでずいぶん苦労させられるなあ、って感じでしたよね。
自己啓発な要素は多く含まれていますが、何より物語の読み物として面白いんですよね。
しれっと釈迦がレギュラー扱いになってたりとか、今回目立った活躍してた貧乏神も強烈な個性出してたりとか。
救いを求める主人公と、すっとぼけたガネーシャとの掛け合いも相変わらずで楽しかったです。
かなり積極的で攻めたミニマリズム。
「ぜんぶ捨てよう」
それくらいの気持ちと意気込みでものと向き合えば、人生観すらがらりと変わる。著者の実体験に基づいたお話です。
余計なものを捨てる、整理をつける事で、精神面や健康面が良好な方向へ進んでくれる、と。
この辺りの要素は、著者の実体験が非常に効いていて、すごく説得力があるなあと思いました。
個人的には、元々もの持ちの少ない生活をしているので、結構共感する事が多かったですね。
とは言え、個人の本質を変えるのってなかなか難しいんですよね。
本書を読んでみれば、間違いなく捨てる意欲・意思は高まると思うので、最初は試しにやってみる感覚で良いのかな、と。
大事なのは、『思い立った時“すぐにやる”』です。
個人的に、「本書のような使い方が自分には合っている」と思わせてくれる内容でした。
普段あんまりツイートしないしTwitterも見ないし、日常生活との距離感については、割と本書のやり方に近いことをやってるのかなあ、という気もしました。
『フォロワー増』を意識しない、Twitterをなるべく遠ざける、を意識しながら『誰かのために自分が伝えたい』事をツイートする、みたいな感じです。
ツイートの際の書き方なども参考になります。
頭におくべきは、タイトルの通り『人生を豊かにする』です。
本書に沿った行動をすれば、執着や依存みみいな所から少しは抜け出して、Twitterとゆるく付き合えるようになるのではないでしょうか。
『基礎生活費』『娯楽費』と『他力』『自力』の掛け合わせ。
著者オリジナルの考え方で『生活費マトリックス』と言うそうで、非常に興味深くて面白い発想かつ戦略だなと思いました。
『支出』との向き合い方について、非常に具体的で分かりやすい説明で、さらに再現性が高く実践しやすい。
徹底的な自己分析から、ここまで支出の見直しを奥深く考えさせられる所は凄いですね。
思ってるだけじゃ進めないので、自分でもさっそくやってみることにします。
今の自分の『支出』を見直そう、と意識させてくれるお話。
主に食費、日常生活について。
あとは収入を増やす方向で、副業とインデックス投資の勧め、など。
タイトル通り、ミニマリスト寄りの思考です。
あくまで生活の質は落とさず、出来る限り“詰められる”ところを『仕組化』で工夫する。
「なるほど~」と参考になる要素も多く、やろうと決めればすぐに実践できる所もいいなと思いました。
生活環境で合う合わないは多分出て来ると思うので、その辺りは自分の状況と向き合って判断すべきでしょうかね。
人間って、本能的に『後回しにしなければ気が済まない』いきものなのかも知れない。
これだけ“後回しにしてしまう”例を突き付けられ続けると、対策なしでは防ぎようがないなあ、と思い知らされました。
どれだけ強く「やろう」と意志を持っても、意志だけの力ではどうにもならない。そうではなくて『技術』が必要だ、というわけですね。
「すぐやる人」は技術が優れている。『後回しにしたい』気持ちも抱いていながら、そうならないような『仕組み作り』を心得ている。
本書では、様々な方法での後回しにしない『回避策』を伝えています。まあ何はともあれ「すぐやる」。これに尽きます。