[著者:頼藤太希/大和書房]
制度の種類がとにかく多く、更に制度ひとつ見ても、受けられる条件や算出方法が細かく複雑に枝分かれしている。
正直読んでいて「めんどくせえ」って頭を抱えてましたが、それでも制度ごとに丁寧に具体例を挙げながら、よくこの小難しい内容を分かり易く伝えて貰えたなあ、と感心してしまいました。
加えて面倒なのが、タイトルにもあるように、『自分が制度利用可能になっても誰も指摘も教えもしてくれない』と言う事。
最低限、今後確実に世話になるであろう、『年金の受け取り方』『公的な医療制度』『公的な介護制度』くらいは頭に入れておこうと思いました。