［著者：勢古浩爾／SBクリエイティブ］
世にあふれ返る、『定年後』『老後』『高齢者』に関する“生き方”について書かれた本に対して、真っ向から異論・反論を唱えて次から次へとぶった切って行く様が実に痛快で面白い。
更には、本のタイトルや著者名を実際に本書の中で晒して、思うがままにこき下ろしているのだから容赦がない。
言っている事は「俺の生き方をお前（本の内容や書いている著者）があれこれ指図するな」で、要は『他人の事なんかどうでもよく、自分の好きに生きたらいい』と言う事でしょうかね。
ただし、『必ず最後は自分自身で決めて』を『好きに生きる』の前か後にでも意識して入れてみた方が良いのかな、とも思いました。
