アレコレ読みたい雑記

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夢をかなえるゾウ

[著者:水野敬也/文響社]

 インドの神さまガネーシャ。なぜか関西弁でしゃべり、甘いものとたばこを好むヘンテコな存在が、平凡な会社員の主人公のもとに現れた!

 何か自分を変えたいと思いながらも、行動に移せない主人公。そんな彼にうっとうしくまとわりつきながら、時折核心を突く言葉を次々に投げ掛けるガネーシャ。

 ガネーシャの発言の中に気付きを得てゆく彼は、いつしか心の中での“変化”を自覚するようになる。


 一言で言うなら、


 『やる』か、『やらない』か。


 より正確には、


 『“すぐ”やる』か、『やらない』か。


 行動、実行を経ての『体感』が、自身の根底を変えて行ってくれる。


 まあ、私も含めて即断実行ってなかなか出来ないもんですけどね。それでも、「やろう」って背中を押される気持ちにはなれる。ただ大事なのは、“なれた気分”でいるだけじゃ何も変わらない、って事なのでしょうねきっと。