[著者:中元日芽香/文藝春秋]
悩みに対する回答について。読みながら何となく充分に寄り添えないようなもどかしい『手探り感』を抱いたのは、募集した悩みを読んだ後で対応していたからであり、そう言った状況では個々の『素顔』が見え難い状況だったから、ではないかなと。
多分本来はオンライン主体であっても一対一のカウンセリングだと思うので、個人に対して本書ような形よりも理解の程度も深いと思うんですよね。
そう言った事情も踏まえて、通常のカウンセリングとは違う回答の仕方だと捉えながら読んでみれば、前述の手探りで寄り添う様子にも納得出来るかなと思いました。