[著者:かぜのたみ/朝日新聞出版]
著者の一か月の支出内訳紹介で『食費:3900円』とあったのを見て、「いやそれ絶対無理だろ~!」って読んだ100%の人がツッコミ入れたくなったに違いない。
そこだけを切り取ると再現性は無いも同然なんですが、『コストを下げて心にゆとりある生活を送るには?』に関しては、色々と有用なヒントが示されていたように感じました。
しかしながら、インパクトの大きさにかけてはやはり『食費:3900円』ですよ。本書で食事内容の詳細や食費の節約術について、ほぼ触れられてないのが凄く気になるんだよなあ(裏技的な“からくり”がありそうで)。
毎月の食費が『窮屈で無理がなく充分満足出来て』3900円で済むなら、そりゃ低コスト生活もはかどるでしょうよ。その辺りを特に、重点的に、詳しく聞きたかったような気がします。