アレコレ読みたい雑記

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ナナメの夕暮れ

[著者:若林正恭/文藝春秋]

 著者が自身について、特に『自分がクソだと思う所』を物凄く客観視出来ているように見えて。

 それで、妬み嫉み含みでもがき苦しみ足掻いて「どうにかしたい」みたいな歪んだ情念を持ち続けている辺りで、「羨ましい」と思ったりしました。

 そう言うと「ふざけんじゃねえ」と返されるのかも知れませんが、他人に対して突出して見える部分って結局こっちが持ってないものだから、妙にまぶしく見えてしまうんですよね。