[著者:川島隆太/宝島社]
今の時代、スマホ完全断絶は不可能に近く、最初から使わないとかでもしなければ、日常使いからの依存症状を抜け出すのは相当に困難だと本書を読んで強く感じました。
どれだけ脳への負担や危険性を呼びかけれも、当人が「別にそれでもいい」となったら最早他人の声ではどうにもならないわけで。『スマホを過度に使用しても、脳機能が衰えない方法』みたいな都合のいいもんでもあればいいんですけどねえ。
結局『過度に使用』するのが問題なわけだから、どうにかこうにか『適度に有効活用する』まで引き下げ共存して行くしかないのかも知れません。