アレコレ読みたい雑記

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本音

[著者:小倉智昭・古市憲寿/新潮社]

 小倉智昭さんと言えば『とくダネ!』で、言いたい事を良くも悪くも“言い過ぎる人”な印象で。とは言え、そこまで人となりに詳しいわけでもないので、知りたい興味で読んでみたわけですが。

 こう言った話を引き出させる事が出来たのは、聞き手役が古市さんだからなのでしょうかね。私生活から仕事から病状から人生観まで、割とタイトル通りな『本音』を吐き出しまくってたような感じでした。

 仕事人としてのイメージは結構想像通りでしたが、それでも表面でしか見えなかったものが、「実はそうだったんだ」と別の面として見れた事は印象深かったですね。

 あと、強烈に刺さったのが病気後の状態とそれまでと激変した価値観についてのお話。最も赤裸々な本音を垣間見れたのが“ここ”だったように思いました。