アレコレ読みたい雑記

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絶対悲観主義

[著者:楠木建/講談社]

 『うまくいかないと思っていた』が『うまく行った』。

 この『うまく行かないかも知れない』の悲観する思考を持っていれば、失敗しても「まあそうだよな」程度で済み、成功したら喜びが増すと言うもの。そのような心の持ち方を示してくれるような内容。

 ただ、中盤以降は割と著者のエッセイっぽい雰囲気が多めで、それはそれで面白いんだけど、『悲観主義』的な話からは少し遠ざかってしまうかも。