[著者:オリバー・バークマン/翻訳:高橋璃子/かんき出版]
『時間』と言う存在と、どっしり腰を落ち着けてじっくり向き合う。効率化を進めても、生産性を高めても、時間は自由にならないし有利にも働かない。そもそも『時間を使う』と言う意識や表現する事自体に疑問を投げ掛けている。
これまで大して深く考えず、当たり前のように身近にあった“時間に抱いていた常識”が、通次々と覆って行く感覚。じゃあ一体時間って何なのか? どうすれば自分の中で理解する事が出来るのか? ごくごく簡単ながらも奥深く、それでいて実に難しい時間の本質が描かれている。