[著者:草薙龍瞬/KADOKAWA]
『ブッダの教え』から、“反応しない方法”を学ぶ。
読んでいて特に印象深かったのが、人間が執着する『承認欲求』とは、これほど大きくて際限がないものなのか、と。
誰にでも当てはまるとは限らないんですが、人間が求めてしまう欲望や妄想の強さや根深さみたいなものはすさまじいな、と驚かされました。
自分にも身に覚えが全くないと言えばウソになるので、特に『承認欲求』に関する部分は耳が痛くもあり、また参考になる教えも多かったですね。
実際の所、『執着を減らして極力消耗する反応をしない』という行動は、なかなかに難しい。ただ、日々意識を持っていれば、良い方へ向かう事も出来るのだと思います。