[著者:和田秀樹/エクスナレッジ]
本書で触れられている『老害』とは、『高齢者に対する同調圧力』との事。運転するな免許返納しろ、コロナ感染しやすいから外出控えろ、年甲斐もなく娯楽ではしゃぐな、性欲出すなみっともない……などなど。
そんな、メディアやマスコミなどの偏った報道がの影響からの同調圧力に屈しない、『老害の壁』を乗り越えるためには?
高齢者に向けての激励のメッセージとしては、『そんなの気にせず萎縮せず、好きな事して伸び伸び好きに生きよ』との事(ただし、自身の言動が元で他人に迷惑や不快感を与えるような行為はないように、と記した上で)。
個人的には、本書のメイン層とされている高齢世代ではない身にはとって、高齢者への接し方や向き合い方について参考になるものが多かったと思いました。