[著者:和田秀樹/アスコム]
日常生活、職場の人間関係、家庭での家族関係(本書では主に夫婦関係)など、様々な環境や状況で起こり得る『ついイラっと感情的になってしまう』事への対処法です。
どうしても衝動的に爆発しがちで、でも大抵の場合は大っぴらに出来ないから、内心でもやもやを溜め込んで余計にストレスを抱え込んでしまう。じゃあどうすれば良いか?
個人的に特に効果的と感じたのは、怒りを『人』に対して「こいつムカつく」と向けるのではなく、『事』に対して「この人のやってる“これ”がムカつく」と捉えてみると、自分の怒りの原因を『客観視』し易くなる、と言った点です。こうして立ち止まって怒りの原因を思考する事で、感情的な気持ちに抑止力が生まれるのかな、と思ったりもしました。