[著者:和田秀樹/ディスカヴァー・トゥエンティワン]
『前頭葉を老化させないように鍛えよう』が結論で、脳の老化現象を食い止めるには『日常に刺激を取り入れる』『小さな事でもいいから新しい事に挑戦する』などが特に効果的なようです。
あとは取り入れる(インプット)だけで終わらせず、そこから得たものを外に出す(アウトプット)事が前頭葉の活性化に繋がると本書で言われていました。
それから、健康診断などの数値異常に対して過剰な心配をするよりも、日々の生活の質を上げる事を重視して高齢うつや気力の衰えたボケ状態にならないようにする事の方が大切、とも指摘されていました。
健康重視か生活の質重視かについての話は、色々意見はあると思います。ここの部分は、実際に50代60代と年を重ねるに連れて、自分で実践してみた時に本当の所が分かるのかも知れません。