アレコレ読みたい雑記

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ひろゆき流 ずるい問題解決の技術

[著者:西村博之/プレジデント社]

 自分にとって『問題』だと思って抱えている、根本的な問題の正体は何か? 自分でもよく分かってない問題の根本を、具体的に分かるようにする方法。そこから、『問題解決』に至るまでどうするべきか? その方法の中に、タイトルにもある『ずるい技術』と表現されるものも含まれているわけです。

 実際読んでみて、アウト的な方法とまではいかなくても、黒に近いグレー的なものは所々にあったかも? 要するに、一般的に誰もが思い付くような方法ではなく、誰も思いつかない、あるいは積極的にやろうとしない方法を取る。その“うまい探し方”を身に付けて、極力ラクして難局を乗り切ってしまおう、と言う事。

 そう簡単に出るもんでも身に付くもんでもないなあ、とは思いました。コツとか慣れの問題、ではあるらしいですけど。まあ『解決』のほうはともかく、個人的に『問題の把握』に関しては結構身になる気付きが多かったです。『何か問題なのか?』の根本的要因を徹底的に探れば、本書で触れている『解決方法』も身に付いて行く……のかも知れません。