[著者:喜多川泰/ディスカヴァー・トゥエンティワン]
就活中で進路に悩む主人公と、『手紙屋』と呼ばれる謎の人物との手紙のやり取り。
その過程で、主人公は手紙屋からの“十の教え”と共に、自らが進むべき道を切り開いて行く……。
主人公がもやもやっとした気持ちを抱える就活生なので、同じ立場の人ほど心に“刺さる”内容だと思いました。
実際には“自分自身の指標を定めて”→“行動する”って、想像以上にきついと思うんですよね。「頭では分かっていても、行動するとなるとどうにもこうにも……」って具合で。
ただ、そんなもやもやを消し飛ばしてくれる一冊になる……かも知れません。やっぱり、結局は行動を起こす事が必要なんですよね。