アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

モテる読書術

[著者:長倉顕太/すばる舎]

 『目的』は“自分自身を変える”事。読書はその為の『手段』、あるいは『切っ掛け』。実践して得た成果から、“モテやすい自分”になれる……かも知れない、と言うお話。大事なのは読書じゃなくて自分を変える事。その意識を高める事。主張しているのはこれです。加えて、読書の習慣化を目指す足掛かりになれるのかなと思いました。


ブログで食べてけてる。

[著者:藤沢篤/ファストブック]

 ブログで生計を立てて独立するまでに至った、著者のノンフィクション小説。独立を夢見た頃からの、一口には言えないほどとてつもない波乱万象なかつての著者の人生。こういうのはめちゃくちゃ読み応えあって凄く好きです。心に刺さるんですよねえ。

 著者を含めてですが、何らかの『成功体験』を得た人って、大抵多かれ少なかれ『山あり谷あり人生』を経験してる気がします。誰もが決して平坦な道は進んでない。つまり、自分がやりたい事の為に『超積極的に挑戦している』って事なのだと思います。


会社は辞めよう! フリーランスになるべき10の理由

[著者:長倉顕太/IPS出版株式会社]

 もう今の時代、『会社員=安定した仕事と給与』というかつての常識は大分崩れてきているように思いますが。それでもまだこびり付いてくる常識を、気持ちいほどに引っぺがしてくれる痛快な一冊でした。主張している事は『会社を辞めて独立しろ!』『フリーランスを目指せ!』です。

 結構極論っぽい印象も受けるので、その人の考え方や立場によってはどうかなって部分もありましたけど。ただ、おそらく多くの人は著者のような思考にはなれていないはずなので、こう言った考え方を取り入れるだけでも良い刺激になると思いました。 


「あすを楽しむ」ために「いまを生きる」

[著者:ゆう/Kindle出版]

 少しでも気持ちや精神力が下降していて、負の方へ引っ張られている状態に読んでみると、もの凄い効果を発揮する一冊だと思いました。なんかどうにも自分の生き方や人生に否定的なって、「こんな自分はダメだな」って落ち込む事ってあると思うんですよ。

 まさに著者がその体験者であって、だからこそ心の底から読み手を気遣う『声』に説得力がある。一緒に寄り添って、自分の存在を肯定してくれているような、そんな感覚でした。


毎日が自由時間

[著者:まこと/Kindle出版]

 『コンテンツビジネス』について。「コンテンツビジネスって何?」に対する解説、初心者向けのコンテンツ作り、コンテンツビジネスの実践法など。自分でオリジナルの商品を開発して作って販売して、寝ている時も休んでいる時も“そのコンテンツがお金を生む仕組みを作り出す”というもの。

 多分これは人を選ぶやり方。そもそも「作りたいものなんてないよ」「商品のアイデアって言ったって思い浮かばない」って人には初っ端から敷居が高そう。自分で商品作りたい、売りたいと思う人には大いに参考になるかと思います。


2勤5休のススメ

[著者:藤沢篤/ファストブック]

 『固定費を下げる』『最低限生活出来る月額を把握する』『1週間の2日間だけ勤務で月の生活費を稼ぐ』『残りの5日で“自由な時間”を得る』『“労働時間で対価を得る働き方”からの脱却方法を編み出す』。

 万人向けな方法ではないです。現状『仕事への不満 < 安定志向』の人はこのやり方は向かない、と言うか出来ないと思う。退路を断ってでも、現状から逃れて新しい道に進みたい決意を抱ける人向け。


ひろゆきから学んだ40の思考法

[著者:Taka*/Kindle出版]

 YouTubeにある『ひろゆきの切り抜き』の“文章版”みたいなもの。「ひろゆき氏の言動に興味はあるんだけど、まだ動画でも見た事ないし書籍でも読んだ事ないんだよなあ」って人向け。

 ひろゆき氏のファンだったり興味のある人の中で、そんな人がいるのかどうかは疑問ですが……。まとめとしては、要点が押さえられていてよくまとまっている印象でした。


文章革命

[著者:ミツ/Kindle出版]

 『漢字よりひらがなの割合を多めに』『難しい漢字や理解しにくい横文字は使わない』『ぎゅうぎゅうな“箱詰め文章”にならないよう改行を的確に使う』などです。

 中身はもちろん大事ですが、まず“見た目で他者に読んでもらえやすい”『文章構成』を意識して考えてみる、と言うお話。実例として、ある程度の長さの文章が添削前と後で掲載されていて、これをスマホで読んでいて読み易さの違いが一目瞭然でした。なるほどなあと。

 実は一時期、読まれ易さを意識して感想を書いてみた事がありました。結果としては、見た目や読まれ易さの“装飾”的な部分を意識し過ぎて、肝心の感想本文がスラスラと思うままに書けない状態に陥ってしまいました。

 結局「こりゃいかん」って事で、あまり読まれ易さは気にしないようになりました。その方が私にとっては書き易いみたいです。この辺は合うかどうか人によるのかも知れません。

 あと、実践している途中で気付きした。「そももそもお前、最初から他者に読まれるの意識して書いてなかったじゃないか」と。


副業初心者のぼくがハマった10の落とし穴

[著者:ミツ/Kindle出版]

 当時影響を受けたインフルエンサー『マナブさん』『イケハヤさん』『マコなり社長』。初っ端でこれを見て「俺と一緒じゃないか!」と思わずツッコミ入れてしまいました。いやホントに……ははは。

 いや、昨年(2021年)の今頃って、まだ『副業』だの『起業』だの『独立』だの『フリーランス』なんて言葉に心踊らされていた頃だったなあと思い出してました。まあ、今は「あの熱は一体何だったんだ?」ってくらい覚めましたし、結局自分では挑戦しなかったので失敗もなかったんですけど。

 本書は著者の失敗談を元に赤裸々に語られているので、もの凄い説得力を感じました。もし自分が何か手を出してたら、同じようにやらかしてたかも……と思うと余計に、ですね。「確かに言われてみれば……」と思う基本的な落とし穴に、ハッと気付かされるような感じでした。

 特に『思わず頼りたくなる何か』に大きな影響を受けている時は、目の前に開いている落とし穴も見えなくなってしまうのかも知れません。


無敵のコミュ術

[著者:ひろゆき/宝島社]

 『コミュ障を治す必要はない』『コミュ障だと気に病まなくていい』『コミュ障は治らない』……と振っておいてから、『そもそも性格って簡単に治らないもんだし』『だったらコミュ障を抱えたままそれなりに立ち回れる方法を取ればいい』へと着地する。

 『自分は〇〇だから……』とネガティブ思考へ陥りがちな例をいくつも挙げて、その度に適した対処法を話して行くような流れです。相変わらず「ひろゆきさんのアドバイスは耳触りがいいなあ」って印象です。とても読みやすくてアドバイスがスッと頭に入って来るのは、大体が的確で的を射た発言だからなのかなと思います。

 色々な事を言っているので、実は自分が関心の薄い要素は案外身にならず定着もしない。ただ、結局「人それぞれ」な所はあるので、自分が納得出来るものさえ受け入れられたらそれでいいのかも。