アレコレ読みたい雑記

ジャンルを問わず書籍読んで感想書くブログ

月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト整理術

[著者:ミニマリストTakeru/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)]

 『ミニマリスト』に興味を抱いたきっかけでもある著者の書籍。

 私の“モノを所有する”事への価値観は、ここ1、2年で大分変わったなと感じています。

 ミニマリストそれ自体が全てではないですが、私自身その影響は大分受けてますね。

 ただ、書かれている事の全部が全部、誰にでも合うわけでは無いとも思いました。なので、興味を抱いたり実践してみたい所からやってみるのがいいんじゃないかなあと。


子どもを2人育てながら1億円貯めた夫婦の40代FIREまでの道のり

[著者:寺澤伸洋]

 『FIRE』関連の書籍でも、夫婦子育て環境にある人に対して参考になりそうな一冊。

 『独り身』前提で書かれているものはあっても、夫婦で子育てをしながら、と言う状況での内容は初めて読みました。

 『増やす』『節約』『投資』についてと、方法論よりは著者の経験談の方が印象に残ったかなあと言う感じでした。


 多くの挑戦。

 とにかく行動する。

 自分を変えて行く事。


 何にしても、結局はこの辺りがFIRE達成への必須条件なのかなと思ったりもしました。


阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし

[著者:阿佐ヶ谷姉妹/幻冬舎]

 芸人コンビ名と外見が似ている? だけで、実の姉妹ではない二人。なんか不思議な関係。

 外面だけのイメージだと、凄く“姉妹感”があるように見えるんですけど。内面を見せまくってる素の文章に触れてみると、「あ~“他人同士”が寄り添う二人なんだなあ」ってのが伝わって来ました。

 実の姉妹関係とはまた別種の『距離感』って言うんでしょうかね。姉妹ほど近過ぎない関係だからこそ、長期で同居(今は隣同士らしいです)出来ているのかなあと、そんな風に思ったりもしました。


魔法のコンパス 道なき道の歩き方

[著者:西野亮廣/主婦と生活社]

 好きと嫌い。やりたい事とやりたくない事。とてもハッキリしていて、好きとやりたい事のみに立ち止まらず突き進む。

 どうすれば自分にとっての『最高』が得られるか、常に思考をフル回転させ、望んだ以上の結果に結び付いている。

 自分にマネ出来るかは置いておいて、その思考に関しては興味津々で食い入るように読みふけっていました。

 この作品の『改定新版』も出ているそうで、そちらもその内読んでみたいですね。


ふしぎな村の村長の教え

[著者:コルク]

 『引き寄せの法則』って本書で初めて知りました。

 自分自身が変わる切っ掛け、意識的に変えて行く方法、など。思わず「なるほど~」と声が出る要素が数多くありました。

 まあ「簡単には変えられない」と思ったら結局それまでなので、大事なのは“思うだけでなく実践し定着させる”でしょうかね。この辺は本書に限らず言える事ですけどね。


老いる意味 うつ、勇気、夢

[著者:森村誠一/中公新書ラクレ]

 八十八歳の現役作家である著者に、タイトル通りの『老いる意味』について、多くの事を教えて頂きました。

 最近、『現代の高齢者の生き方』的な書籍が妙に気になります。

 私が高齢と言われる年齢に達するにはまだまだ先なのですが、老いとの向き合い方、より充実した余生を送るには……、みたいな所に興味を引かれるんですよね。


世界のお金持ちが実践するお金の増やし方

[著者:高橋ダン/かんき出版]

 本書で言う『お金持ち』とは、『総資産1億円超え』の人の事。

 ↓

 そのお金持ちたちは、どうやって資産を増やしていると思う?

 ↓

 そう! ズバリ『投資』だ!



 と言うわけで、投資に関するお話の本です。前半は初心者、中盤は中級者以上向けな印象でした。知識不足な素人には、ちょっとちんぷんかんぷんで置いて行かれてたので。

 片手間で軽く投資をやるよりは、じっくり腰を据えて身に付けたい人向けなのかも知れません。

 要は本書の著者のアドバイスを参考にしながら、「各自で勉強して知識を身に付けよう」「自分に合った投資法を学ぼう」、なのだと思います。


ぜんぶ、すてれば

[著者:中野善壽/ディスカヴァー・トゥエンティワン]

 自己啓発系かと思いきや、その通りだったのは前半部分の方で、中盤以降は著者の『自伝書』的な雰囲気を持つ内容だな、という印象を抱きました。

 割と穏やかな語り口調ではあるものの、個人的に受けたイメージとしては『破天荒』で『パワフル』みたいな感じでしたね。

 積極的に取り入れたい部分と、「自分にはちょっと……」と腰が引けてしまう部分と、それぞれありました。生き方をなぞる事は難しくても、日々こなせる事から実践してみたいですね(思うだけで終わる事のないように)。


夢をかなえるゾウ

[著者:水野敬也/文響社]

 インドの神さまガネーシャ。なぜか関西弁でしゃべり、甘いものとたばこを好むヘンテコな存在が、平凡な会社員の主人公のもとに現れた!

 何か自分を変えたいと思いながらも、行動に移せない主人公。そんな彼にうっとうしくまとわりつきながら、時折核心を突く言葉を次々に投げ掛けるガネーシャ。

 ガネーシャの発言の中に気付きを得てゆく彼は、いつしか心の中での“変化”を自覚するようになる。


 一言で言うなら、


 『やる』か、『やらない』か。


 より正確には、


 『“すぐ”やる』か、『やらない』か。


 行動、実行を経ての『体感』が、自身の根底を変えて行ってくれる。


 まあ、私も含めて即断実行ってなかなか出来ないもんですけどね。それでも、「やろう」って背中を押される気持ちにはなれる。ただ大事なのは、“なれた気分”でいるだけじゃ何も変わらない、って事なのでしょうねきっと。


70歳が老化の分かれ道

[著者:和田秀樹/詩想社新書]

 人間の高齢化による身体の『老化』は、誰であっても避けられない。ただ、70歳からの“生き方”次第で、より健康的、活動的に年を重ねながら80歳への“老い”へ向かって行く事が出来る。

 そんな70代の様々な健康術や、日々の過ごし方、老いに対する向き合い方などが、高齢者専門の精神科医である著者によって語られています。

 私個人はまだまだ先の事です。が、ふと書店で目に留まって、「自分のその年齢になったら果たしてどうなってるのか?」と「親世代の事」が頭をよぎって、衝動で手に取って読んでみたくなりました。

 多分、現在描かれている事は、10年前は『常識』ではなかった事もあるように思います。と同時に、今描かれている事は、もしかしたら私が70を迎える頃には通用しなくなっている、そんな事もあったりするのかも知れませんね。